金杉屋の歩み

江戸末期

高部村(後の嶐郷村→美和村→現・常陸大宮市高部)に旅館「金杉屋」が創業。高部は水戸から日光へ至る街道の宿場町。特産の和紙や葉煙草を扱う商人の宿として利用されていました。

戦前~戦中

旅館業のかたわら水浜電車や茨城鉄道(現・茨城交通)に鉄道の枕木を納入。薪炭の生産を開始。木材とのかかわり始めです。薪炭は主に木炭車に使われました。

右下に旧金杉屋旅館の説明があります

1946年(昭和21年)

製材業者として創業。終戦の翌年、材木商としての金杉屋の誕生です。製材事業を起こしたのには、戦災復興で木材の需要が高まるなか、 美和村(現・常陸大宮市美和地域)の豊かな森林資源を活かそうという想いがあったのでしょう。

1952年(昭和27年)

法人化して株式会社金杉屋となる。

1976年(昭和51年)

東海村に支店を開設し、住宅用建築資材の卸売事業に参入。「お客様が次にほしがっているのは何か、常に耳を傾ける」「配送は可能な限り注文当日、遅くとも翌日」など、今の営業姿勢のルーツはこの東海支店にあります。

1990年(平成2年)

茨城県内材木店で初めてプレカット材の取り扱い開始。流通に力を入れ、基本即日配送の自社便体制を構築。

2008年(平成20年)

水戸店を開設し、本社機能を水戸市若宮町に移転。

2016年(平成28年)

つくば市谷田部に営業所開設。

2018年(平成30年)

卸売事業を補完する第2の事業として、大工工事をはじめとした建築全般にかかわる各種工事の請負を開始。これにより資材の卸売から各種工事まで、より良い家づくりについてのワンストップサービスを実現しています。

2020年(令和2年)

水戸店を水戸市渋井町の新事務所に移転。

2022年(令和4年)

法人設立70周年。
東京中小企業投資育成株式会社の出資を受け資本金2,200万円に増額。